3日目 アラン諸島・ゴールウェイ

       
 
  アラン諸島は、ゴールウェイ湾と大西洋の間にある島々(イニシュモア島、イニシュマーン島、イニシィア島、いずれも石灰質の岩盤で出来ている島)で、先史時代や初期キリスト教時代の遺跡が多く残されています
現在もアイルランド語=ゲール語が日常語として使われています
アラン・セーター(フィッシャーマンセーター)の産地として世界的に有名です
このアラン諸島は、西からイニシュモア島(ゲール語で「大きな島」という意味)、イニシュマーン島(中の島)、イニシィア島(東の島)の3つの有人の島と周辺の幾つかの小さな島で構成されています
アイルランド本土からアラン諸島への交通機関としては、フェリーと飛行機があります 
 
     
  ゴールウェイから西へ約34kmの場所にあるロッサヴィール港に向かい、右側の桟橋の向こう側に停留している大きめのフェリーに乗ります   船内は様々な国の観光客で一杯でした1時間ぐらい乗って イニシュモア島(一番大きな島)のキルロナン村に到着です
人口約1100人、年間約25万人の観光客が訪れます
 
     
  ミニバス乗り場、ポニーの馬車乗り場もあり、赤い幌の馬車が停まっています、レンタル自転車もありましたが、坂は大変   私たちは2台のミニバスに分乗し、坂道を登ります
石灰岩の台地が耕され、段々畑の様にきれいになっています 
 
     
  上り坂をどんどん登って行くと眼下に、石灰の石で柵を造り、畑が広がります、このアラン諸島は西の果てにあるということもあり、ゲール語が残り、夏休みには合宿をして学びに来るそうです   司馬遼太郎さんがこの島を訪れて、「不毛の地」と言われた(書いた)ら、島の人たちが、海藻を土に入れて、肥料にした肥沃な地と反論したそうです
海に囲まれているので、海藻は豊富にあります 
 
  ドン・エンガス の遺跡  
 
 
ひたすら頂上にある円形の見える、あの城塞跡を目指して登り続けます
坂道が厳しいですが、針エニシダや、プリムラ、タンポポ、等のの可愛い花に出会いました
針エニシダは強い植物で、増えすぎる時か?に燃やすそうです、それでも芽を出し花を咲かせるそうです
 
     
  ドンエンガスのセンターです、ここでチケットを買い登ります   向こう側に海が見えてきました、ちょっとほっとします   
 

 
ここに城塞がありますが、必要な水をどうやって手に入れたのか、とても不思議な気がします
サイドとバックには石積みの半円あるのに、前にはありません、断崖絶壁だからでしょうか?海から100mの高さだそうです
海に面しては舞台まであります、行事か儀式でも行われたのでしょうか、それとも宇宙人の交信かしら?と不思議に感じます
いまだ解明されていないそうです



島全体が石灰岩の岩盤であるイニシュモア島は、痩せた土地で全体的に木々が少ないのも特徴です、ただでさえ風が強い上にさえぎるものがないので、歩いている時に向かい風にあうと前に歩めないのですが、海に面しているこの遺跡ではなおさら風が強く感じます、こちらも海側に危険防止の柵はありません、舞台のような前にロープが渡してあるだけでした
 
     
  この台が舞台と思われるもので、高くなっています   その舞台の背景が 半円で囲われています  
     
  チケット売り場の横にアランセーターが売っていました、すべて手作りでした、今は手作りの方がお高いです
   バスを下りて高台の上に,かつて教会だった建物のところに来ました、壁だけが残っています
 
   ベナム教会跡へハイキング  
     
  バスで少し移動して、そこからかなり高い小山のようなところを登りますが、景観が素晴らしいです    登れば登るほど景観が良く、海の色が綺麗です、石灰岩がごろごろしていて足場が悪いので、上りも下りも苦労します  
     
  こんなに可愛い6畳間もないぐらいの狭い教会です
   中の様子ですが、綺麗に石が敷かれています、窓もあります  
   ゴールウェイ散策  
     
  ゴールウェイは”古代アイルランド”と呼ばれる時代に、コリブ川河口の小さな漁村として生まれました
現在は西部の中心都市として活気があるそうです
  大学都市としても知られ、約7万5千人の人口のうち3分の1が学生です
メイン通りかな
 
     
  こちらフィシュ&チップスの有名なお店(パブ)で、5人で一皿を分けて食べましたが、分量が多いので、ちょうどよかったです    アランセーターや小物のお店です
アラン模様は家庭によって柄が違い、家紋のようでもあり、目印だったそうです
 
     
   スペイン門と呼ばれる古びたアーチ跡があります
中世には、スペイン門の前に波止場が建設され、イギリスやヨーロッパ大陸との貿易で賑わっていたそうです
   ゴリブ川沿いのスペイン門前の広場は、若者たちで一杯でした、当時の面影が偲ばれます  


   
   食事その他      
  昼食      
 
 
 
 
  サラダ   鮭と揚げ物   
 
     
  デザートかな      
  夕食   他   
 
   
 
  ニシン料理    ゴリブ川の流れが急で、水も多くて驚きました  


 



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