4日目 ヤヴォル教会、シフィドニツァ教会
 4日目 ヤヴォル教会とシフィドニツァ教会の平和教会群(世界遺産)  
 
 ヤヴォルの平和教会 
   
 
 
 
 
ヴロツワナから西に60kmかつてシレジアと呼ばれたこの地域、(現在のポーランド南西部、チェコ北東部、ドイツ東部)に
は16世紀から地元の9割がプロテスタントを信仰し、その後の三十年戦争でハプスブルグ家に支配されることになった際
に、”寛容の場所”として認められることになったのです
ウェストファーレン講和条約(1648年)に基づき、オーストリア皇帝は、ドルノシロンスキェ県地方のプロテスタント教徒たちに
3つの「平和教会」を建てることを許しました、それらは、破壊をもたらす戦争や宗教紛争の終結の象徴となるべきものでした
歴史的背景から平和教会と呼ばれ、1742年にシレジアがプロシア(ドイツ) に支配されてからは宗教の自由が認められた
ために、地元だけでなく周辺地域の信者も多く集まった、シレジアの人々は独自の宗教文化を現在も大切にし続けている
2001年世界遺産に登録されました
 
   
 
ヴロツワナから60kmの距離にあるのヤヴォルの平和教会を
目指します、道中見渡す限りの大平原で畑作のようです 
トイレタイムのサービスエリアに山積みにされているジャガ
イモです、料理にも良く出てきます 
 
   
 
当時シレジアに造られた3つの平和教会のうち残っている
のはヤヴォルとシヴィドニッアの2つで、グウォグフのもの
は1758年に焼失してしまいました
表示板にJawor=ヤヴォルと書かれています
木造建築に、日本人としてもその素晴らしさに圧倒されます
教会建築の際に「耐久性のない建材しか使用してはならな
い」「伝統的な教会建築様式を使用してはならない」「1年以
内に建築」等様ざな条件があったといいます
 
   
 
1654年ー1655年に完成したことが書かれています
ヨーロッパ最大の木造宗教建築物です
この年の8月28日は土曜日でしたが、ミサでもあったので
しょうか、大勢のお参りの方達が出て来られました
左側エンジ色の帽子を 被った方が神父さんです
 
 
 
 
これらの教会は、伝統的な教会と同じように作ることはできず、耐久性のない建材で建てられ、市壁からの大砲の射程距
離に置かればなりませんでした。そして、木材、藁、粘土を利用したハーフ・ティンバー(木骨)造りの建物が出来ましたが、
木造建築の教会としてはヨーロッパ最大のもので、数千人を収容することができます、外観は質素ですが、内部はバロック
様式の豪華できらびやかな内装で飾られています、もちろん釘一本使用されていません
 
   
  緻密に、そして豪華に造られた祭壇です
こちらのテーブルもすべて木造りで、細かい彫刻が施されて
います、全てに温か味が感じられます
 
   
 
3つの側廊を持つバジリカ風の造り、2階の側廊には新約
聖書、4階の側廊には旧約聖書、1階と3階の側廊には地
元の権力者の紋章や居城が描かれています  
 金色が華やかです  
 
 シヴィドニツァの平和教会


   
 
 
 
シフィドニツァの平和教会は、旧市街の外側にあり、プロテスタントの古い墓地に建てられています。内装は美しく、天井
や壁の絵画は聖ヨハネが黙示録の中に記した情景が主に描かれています
シフィドニツァの平和教会は聖三位一体を示し、ヤヴォルと同じく1655年に完成、3500ものオークの木が使われており
、現在も95%がオリジナルを留めている
 
   
  木部の焦げ茶色と漆喰の白色が映えて、心に染み入ります こちら細かく彫られた石碑があります   
 
 
  パイプオルガンも入っています   
   
  すべて木で造られています   紋章や肖像画が掲げられています  
   
  細かい彫刻がされています  煌びやかです   
   
 
山が見えます、チェコとの国境のあるステディ山でしょうか
草が沢山刈られています、牧草でしょう、牧歌的な田園風
景がヴロツワフまで続きます 
 


  百年記念会館[世界遺産)
 
 
 
鉄筋コンクリート建築史における画期的な建物といわれる百年記念会館が「百年記念」と呼ばれる由来は、対ナポレオンの
ライプツィヒの戦い100年を記念して1911〜1913年に建てられたことにあります
設計はマックス・ベルクによるもので、世界最大のコンクリート作りのドーム型建築でした、建物の用途は多目的娯楽施設、
中心軸を設置してあり展覧会場として造られました 
 百年記念会館は、近代工学と建築学の草分け的な作品であり、20世紀の初頭に、鉄筋コンクリート建造物のその後の発展の中で大切な参考となっています
 
   
 
百年記念会館の構造は、約6,000人が座れる巨大な円形ド
ーム(直径65 m、高さ42 m)を中央に配した左右対称の四
葉型です,高さ23 mの円蓋の頂は、スチールとガラスで出来
た明かり窓になっています。建物の窓は外国産の堅木で作
られており、音響効果を良くするために、壁は木材またはコ
ルクと混ぜたコンクリートの遮音層で覆われています,
高所に飾りや装飾は一切なく、むき出しのコンクリート地に
木製の型枠の跡が見えます
この会館の西側には、古代の公会場を模して造られた大き
な広場があります。また北側には、歴史的展示物を収める
ために建築家ハンス・ペルツィヒHans Poelzigによって設計された「四円蓋展示館」(1912年)があり、「展覧会場」の北に
は、人工池を囲むコンクリートのパーゴラが設計されました
公会場へと続く大きな道は、マックス・ベルクの設計(1924年
で、鉄筋コンクリートの柱を配した柱廊の姿をしています
 
   
 
その大通りは古物市になっています、木造建築を見てのコンクリートの建物ですから、その落差が大きく感じます(笑)
ヴロツワフ市の東に広がる緑豊かな公園、シチトゥニツキ公園の一角に百年記念会館があります 
 
 

 フリータイム(ヴロツワフ市内散策)


 
 
   
 
「ヤシとマウゴーシャ」の背後にあるガルニゾン教会は市内
で2番目に大きな教会で、1976年に建設工事中に起きた
火事で焼失し、1997年にその修復はやっと終わりました
大体旅行に出ると、私たちは高い所にのぼります、景色が
一望できるからで、待っていましたとばかりおのぼりさんで
す、街の様子が良くわかります、その教会の石の螺旋階段
 
 
 
 
 
ガルニゾン教会の塔に、お金を払って螺旋階段を上がります 、素晴らしい光景が眼下に広がります
旧市場広場に市庁舎の時計の塔が見えます、この街はすぐに好きになってしまいました
 
   
 
高さ83mある教会の塔からはヴロツワフの近郊まで広く見渡
すことができ、天気がよければチェコとの国境にあるスデティ
山地を望むことができるそうです
この塔のてっぺんに上りました
チェコとの国境のスデティ山が見えるということは、今朝行ってきたシレジアの町が見えるということです 
 
 
 ドワーフ探し・他

   
   
  昨日の続きです、 お金を下ろしている?ここは銀行でした こちらは休憩中かな   
   
  結構いるものです  鐘を持っています   
   
   大道芸人も見つかりました、大きな小人風です こちらはいつまで動かないつもりでしょうか?(笑)   
   
  水に、届くといいな?  もしかしてこの建物は郵便局かな?   
   
  市庁舎の側面です  市庁舎前の広場です、いろんな顔を持っています   
 

 
 
 
 朝食(ホテルにて)

   
   
  色んな種類のパンがあります  ハム、チーズとフルーツです   
 
 昼食(ヤヴォル教会の近くのレストラン) 

   
   
  サラダです  肉料理と大きなポテト   
   
   デザートです レストランの建物です   
 
 夕食 (レストランにて)

   
   
  おしゃれなサラダです  フラッシュが付きませんでした、デザートもありました   


 


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