絶壁の上に建つ家々
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パラドールとは、スペインの自然環境を生かした建築物や、芸術的価値の高い由緒ある建造物を利用したホテルのことです。
スペイン全土には約90ヶ所あるそうですが、人気の高いパラドールは1年待つこともあるそうです。
ロンダではヌエボ橋のすぐそばの国営ホテルPARADOR DE RODANに泊まります。
またこの町の闘牛場はスペイン最古の闘牛場で、毎日賑わうそうです。 |
宿泊したパラドール |
崖の上に建つパラドール |
上の写真が私たちが泊まったパラドールの正面です。
タホ渓谷の絶壁の鉄分の多い赤土の岩の上に建っています。
また、18世紀に完成した新市街地と旧市街地を結ぶ新橋・ヌエボ橋のすぐ近くで、その前の広場がスペイン広場になっています。
右上の写真はそのヌエボ橋の反対側からパラドールを写したものです。
前と後ろの建物は中で繋がっています。
右の写真はホテルの中庭から見下ろして撮った渓谷です。
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パラドールから崖下を |
スペインに来てからは、この土地にならって夕飯は大体8時前後の時間帯です。
本日もホテルに到着後夕飯までが自由時間となりました。
私たちはいつもは”おのぼりさん”ですが、今回ばかりはこのヌエボ橋の下へ下って橋を見上げてみようという算段です。(笑)
凄いですね、谷間から100mはあろうかという橋梁です。(下の写真)建物は宿泊したパラドールです。
そして見上げて撮った旧市街地の写真を、一番上の額縁に入れて載せました。
この岩山を見ていると、ガウデイの建築物が自然に添っているということに納得させられます。
もっともガウデイはバルセロナ近くのモンセサラットの切り立つ岩山を見てインスピレーションを受けたということです。
そちらを見ていない私ですが、この岩山でも充分神秘的なものを感じました。(笑) |
ヌエンボ橋 |
旧市街地 |
山裾 |
上の写真は絵に描いたような綺麗な旧市街地ですが、左端はレストランのようです。
橋の下に川を渡る低い橋ビエホ橋があり、そこから川裾を眺めると右上の写真のような牧歌的な光景が広がります。
わざわざこういう険しい崖の上に住まざるを得なかったというのはレコンキスタの所為でしょう・・・この町の歴史です
それに旧市街地を囲む石壁が見られました。
右の写真のように崖を登ってもなお入られないように、堅牢な備えです。 |
石壁と旧市街地 |
新市街地 |
上の写真の手前がビエホ橋を渡りきったところです。
その橋の手前の坂の上から、新市街地を撮りました。
正面の椰子の木が2本あるところは小さな教会です。 |
ぐるっと新市街地を回ってきました。
ホテル前は大通りで、両側に商店が建ち並んでいました。
そこを下のような可愛い乗り物が通過します。
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スペイン広場 |
2両連結の乗り物 |
鼓笛隊 |
この日はマリア様の日とかで、皆さん着飾って夕方からお出掛けです。
特に処女の日ということで、女の子たちは白いドレスを着て晴れやかでした。
左の写真はホテル前のスペイン広場で鼓笛隊が演奏をしていました。
男の子も大人と同じ衣装で、嬉しそうでした。
これから、鼓笛隊が旧市街地にあるサンタ・マリア・ラ・マヨール教会まで行進です。
この教会は旧市街地の中心地に建ち、モスクの跡地に15世紀から16世紀に掛けて造られたムデハル様式の教会です。
私たちも夕食後、まだパレードは続いていたので途中まで追いかけていきました。(笑) |